印象採得とは

　印象採得(いんしょうさいとく)とは、印象材とトレー(既製トレー or 個人トレー)を使用して歯の型をとることです。

 保険用語では「Imp」と呼ばれます。

 印象採得を行って歯の型をとり、その型に石膏などを流し込んで、歯の模型(作業用模型）や研究用模型（スタディモデル）を作ります。

 出来上がった作業用模型上でインレーやクラウンなどの補綴物を製作することになるので、精密な補綴物を製作するためには、この模型の精度が非常に重要になり、模型の精度を高めるためには印象採得の精度が重要になります。

ですので、精密な補綴物を製作する上において、印象採得は非常に重要な作業となります。

当院で行っている事

 

型を採る時には印象材と言って、型採り用の専用の材料を使います。

性能的には「シリコン印象材」が最高ですが、通常の「寒天＋アルジネート印象材」に比べると値段が18倍近くかかります。と、言う事は「自費の場合は高価で性能の良いシリコン印象材を使えるが、保険では制限がある。」と言う事になります。

しかし、当院ではこのような考え方に則った診療はしておりません。

「保険、自費区別無くベストを尽くす。」

これが当院の診療方針です。

　良い治療を行うには、保険の限界を越えなければならない事もあります。

 

詳しくは左の「☆シリコン印象材」をクリックしてください。